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モンドール病 |clila疾患情報

目次

モンドール病とは

原因

症状

診断の方法

治療

その他

 

モンドール病とは

 胸から腹部、または脇から腕にかけて突然出現する索条のしこりです。皮下静脈の血栓により生じる血栓性静脈炎です。通常、数週間から1か月程度で自然軽快することがほとんどです。

 

原因

 激しい運動や過度の労働、きつい衣服や下着などで、局所的に血液やリンパ液の流れが悪くなることによってうっ滞することによって発症すると考えられています。手術後などに発症したり、原因不明のこともあります。

 

症状

 胸から腹部、または脇から腕にかけて出現する、線状ないし索条のしこりです。太さは数mm、長さは数cmから数10cmにおよぶこともあります。突然出現する、皮膚から少し隆起した索条の硬いしこりが特徴です。圧痛を感じたり、ひきつれたように感じる場合もありますが、自覚症状はあまりありません。30代から50代の女性に多いと言われていますが、男性にもみられます。

 乳房に生じた場合には上肢を挙上すると乳房部の皮膚の溝状の陥凹と、肋骨部に隆起がみられます。病変部位を伸展させるような体位をとると皮膚が陥凹し、しこりがはっきりします。

 

診断の方法

 上記の症状と急な発現から皮膚科の診察のみでの診断は比較的容易です。確定には皮膚生検ですが、必ずしも必要ではないでしょう。

 

治療

 数週間の経過で自然に軽快することが多く、皮膚生検を行ったのちに消失してしまうこともあります。基本的には対症療法で、痛みがひどい場合には鎮痛消炎薬などを処方します。まれに治りにくい場合があります。

 

その他

 乳がんとの関連性:乳房に生じた場合、2.4〜12.7%に乳がんの合併率があり、比較的高いとされています。乳がん検診は必ず受けていただく必要があります。

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